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豊田元広の野球観戦日記
'06観戦日記第7章「初秋のマル珍花火大会」
花火の絵が下手なのは気にしない

2006年9月2日 京セラドーム大阪 オリックス【先発:中山】VS千葉ロッテ【先発:清水直】

2005年、バレンタイン監督の下、千葉ロッテマリーンズはプレーオフ第1ステージで西武、さらに第2ステージでは激戦の末ソフトバンクを下してパリーグ優勝を果たした。さらに日本シリーズでは圧倒的な差でセリーグチャンピオンの阪神を下し、勢いそのままにアジアシリーズでは韓国・三星(サムソン)ライオンズ、台湾・興農(シノン)ブルズ、中国・チャイナスターズを下して初代アジアチャンピオンに輝いた。

そのマリーンズといえば、かつて一度バレンタイン監督が監督になったのをきっかけに始まった、サッカーの応援にも似た「マリサポ」と呼ばれるロッテファンによる応援が非常に有名である。その応援方法は、熱狂的なファンで知られる阪神の応援とは一線を画すものがあり、私も一度あの応援をやってみたいと思い、今年4月頭に大阪ドームで行われたオリックス−ロッテの試合を見ようと思ったことがあった。しかしその時は用事があったため行くことができず、結局夏休みを利用したこの時期に行くことになった。

そこで、大阪ドーム→京セラドーム大阪の年間自由席フリーチケットみたいなのを持ってる例の店長君に頼んで1枚売ってもらい、この日に照準を合わせて行く事になった。
…と、当初は行く予定ではなかった店長君は、ある理由によりこの日別の場所で観戦するらしい。このことについてはまた後で触れることに。
前日に見た予告先発は、
【ロッテ】清水直−【オリックス】中山


この瞬間、私はロッテの勝ちを確信しました。
かたやロッテの誇る鉄壁の先発陣の一角、かたや所詮はルーキーの若い人。
かたや奇跡を信じ、負けられない試合が続くなかでのエース投入、かたや来季を見据えた若手の起用。
モチベーションの差もあるだろうし、ロッテが勝つだろう…などと勝手に考えていたのです。

【後日談】
実はこの前の週(8月26日)、中山は日本ハム相手に8回1失点という好投をしていたのです。打線の援護に恵まれず、勝ち星こそつきませんでしたが、それでも好調日本ハム相手にその成績ですから…なめてかかってはいけなかったんです。反省。


ここんとこ2階席が多かったので、今回は1階席にしようと意気込んで、近鉄と地下鉄を乗り継いでドームへ。
なんとかネットに近いいいところを確保しましたよ。
↓練習中の選手を撮るとこんな感じになります(写真は平下)。いいトコでしょ?





さぁスタメン発表。
千葉ロッテ オリックス
8 大塚 8 村松
4 青野 5 塩崎
3 福浦 9 ガルシア
DH ベニー DH 清原
9 パスクチ 7
6 今江 6 後藤
7 ワトソン 3 相川
6 渡辺 2 日高
2 橋本 4 阿部
清水 中山

両軍とも毎日のように変わる打線が特徴ですよね。
そこで両軍のその前のカード2試合と、今回のロ−オのカードの2試合、計4試合のスタメンを振り返ります。
【ロッテ】
8/29
ソフトバンク
8/30
ソフトバンク
9/2
オリックス
9/3
オリックス
6 塀内 7 大塚 8 大塚 6 塀内
9 パスクチ 4 4 青野 4
3 福浦 3 福浦 3 福浦 3 福浦
7 ベニー DH ベニー DH ベニー 7 ベニー
DH 大松 9 パスクチ 9 パスクチ 9 パスクチ
5 今江 5 今江 5 今江 DH 大松
8 平下 8 サブロー 7 ワトソン 5 今江
4 青野 2 6 渡辺 2 橋本
2 橋本 6 渡辺 2 橋本 8 大塚
久保 古谷 清水 小林

【オリックス】
8/29、西武 8/30、西武 9/2、ロッテ 9/3、ロッテ
8 早川 8 村松 8 村松 8 村松
3 グラボースキー 5 塩崎 5 塩崎 7 早川
9 ガルシア 9 ガルシア 9 ガルシア 9 ガルシア
DH 清原 DH 清原 DH 清原 DH 清原
5 塩崎 6 後藤 7 6 後藤
7 7 6 後藤 3 水口
6 後藤 3 水口 3 相川 5 塩崎
4 阿部 2 日高 2 日高 2 日高
2 的山 4 阿部 4 阿部 4 阿部
デイビー 平野 中山 川越



ロッテは福浦−ベニー、オリックスはガルシア−清原をほぼ固定し、一部のポジションは一人に任せているところは、共通点と言えば共通点であり、似ているところもありますが、状況が違いますからねぇ…
ただロッテは、小坂・李承Yの移籍に加え、西岡の戦線離脱もあって、塀内や青野、大松、渡辺正といった若手にチャンスが巡っているのが特徴的ですね。
オリックスは…なんだか中途半端だなぁ。早川とか出してはいるけど…???
序盤で平野恵一を欠いたのが痛かったからなぁ…

試合開始。


マリサポさんがタオルマフラーを掲げ、攻撃開始。
見て分かるマンとおり、1階外野席だけでは足らず、2階席にまでマリサポさんがいます。
あなおそろしやマリサポさん。


「1回の表、マリーンズの攻撃は、
1番、
Center Fielder, Akira Ohtsuka! No.23!」


「特徴的」という言葉がピッタリくるマリサポさんの応援。
早速この大塚の応援から見てみましょう。

まずかけ声。
(太鼓の音)
どどんどんどどん!
「ゴーゴー、おーつかあきら!」


テレビでこの応援を見ていたとき、私は「ゴーゴーおーつか!」と言っていたものだとばっかり思ってたんです。
そしたら違うんですね、超早口で「おーつかあきら!」ってフルネームなんです。
これをパクった某球団は、「ゴーゴーに○ーか!」って苗字だけなんですよね…酷いモンです。

で、このかけ声にあわせて、手を使ったアクションがあります。
最初の「ゴー」で右手を掲げ(このとき手は握っておく)、
次の「ゴー」で同じように左手を掲げます。そして「おーつかあきら!」のところで、両手を上下に2往復。
(みようみまねでやったので間違ってるかもしれません。正しい方法は各自で調べてください…)


ヒットで出塁しますが、続く青野がゲッツーで続かず。
…あれ?中山って…???


さてその裏。
村松はうち取りますが、塩崎に内野安打を許し、ガルシアにもヒットを打たれ1塁2塁。
そしてバッターは…
「4番、DH, Kazuhiro Kiyohara! No.5!」


ドーム内にまた「とんぼ」がこだまし、
1塁側・3塁側問わず球場内全体から鳴り止まない拍手が。



清水直行対清原和博。いい勝負ですね。
ま、清水さんなら………



かきーーーーーーーーん!!


え?ウソ?大塚が追っかけて…あれ…伸びてって…

えーーーーーーーーーっ!?!?!?!?
バックスクリーンに…



「清原選手、今シーズン第12号のホームランでございました!」

ホームベースでガルシア・塩崎とハイタッチを交わすキヨ様。

スリーランホームランって…ちょっとちょっと。
清水の立ち上がりを攻められ、いきなり痛い3失点ですか…


にしても、私が見に行った試合、キヨ様の成績はと言うと…

5/28 対横浜 無安打
8/23 対ソフトバンク 2安打1打点
9/2 対ロッテ ホームラン1本3打点

だんだん成績が上がってませんか???

…まぁいいんですけど。キヨ様のホームランなら。

球場内がどよめきと歓声に包まれます。
ちなみに店長君曰くこれは「事故」なんだと(苦笑) 3塁側からもこのホームランを称える拍手が。




コツコツ返していくしか無いですね。
ベニー・パスクチ・今江と続く2回表。
この回最初のバッターは、陽気なハワイアン、ベニー・アグバヤニ。


ベニーの応援歌。紹介しておきましょう。
♪ラララーララララララー ララーラ ラララララー
♪ラララーララララララー ラララーラララーラララー
♪Let's Go ベニー Let's Go ベニー 俺たちのベニー
♪Let's Go ベニー Let's Go ベニー 俺たちのベニー

(ベニー!ベニー!ベニーウッドゴー! ベニー!ベニー!ベニーウッドゴー!)

私、この応援歌も好きで(ってか知ってるのが少ないんだけど)、歌いたいと思ってました。
流れ出した瞬間、私も内野席でボソボソとではありますが口ずさみます。
しかし流れ出した途端にショートゴロとなってしまい、
♪ラララーララララララー ララーラ ラララララー…(フェードアウト)

あぁ、儚い。

しかし、この後、パスクチ・今江の連続ヒットとで2塁3塁とし、ワトソンの内野ゴロの間に1点返しました。
が、後続続かずこの回1点どまり。


2回・3回裏は、清水がバファローズ打線をゼロに抑えます。
3回裏途中で、清水は1000投球回を達成しました。
大事な日、勝ちで飾りたいよね?


打線がそれに応えたのか、次の4回表。
パスクチが出塁。今江がファールフライに倒れ、打席にはワトソン。先ほど1打点。

かきーーーーーーーーん!!


うそーーー!!

バックスクリーンに飛び込むツーランで1点差に迫ります!
←ベンチで迎えられるワトソン。後ろはパスクチ





流れがロッテにきてるよー!この裏をゼロに押さえたら一気にグッと来るよ!!
さぁ、清水さん!


…キヨ様は青野の好プレー&珍プレー(後述)を演出させてセカンドゴロ。
しかし谷がフォアボールで出塁、後藤がしぶとくつないで1塁3塁に。
バッターは相川良太。


かきーーーーーーーーん!!



またかよーーーー!?


またもバックスクリーンに飛び込むスリーランで一気に突き放されてしまいます。
なんなんだ、ホームランの応酬か!?!?

ってか、今日の清水、状態悪い…??井上ピッチングコーチはでないのか!?


ちなみに、キヨ様の打席で何があったかと申しますと。
ヒット性のあたりを放ったんですが、それを青野がジャンプして好捕したかに見えたんです。
そしたらボールが落ちちゃって、慌てて拾って一塁に送球してキヨ様アウト。
好プレーと珍プレーが同時に見ることが出来た瞬間でした(笑)



点差を広げられた直後。
橋本の代打・辻は倒れますが、大塚がフォアボールで出塁。
青野はあわやホームランと言うフェンス直撃のヒットでランナー2塁3塁。
そしてバッターは福浦。初芝なき今、「ミスターマリーンズ」が最もピッタリ来る人でしょう。

♪俺らは叫ぶ〜 打て福浦〜打て福浦〜
♪声援受けて〜 打て福浦〜打て福浦ぁ〜あ〜
♪勝利を掴め〜(オイ!オイ!オイ!)


個人的に、この応援歌も好きなんだなー。

かーーーーん!!

走者一掃のツーベースで1点差に迫った!!

ここでピッチャー交代。今日も2番手は本柳。

まさか再び湘南乃風の「純恋歌」が聞けるとは思わなかった…
中山は勝利投手の権利を得るまであとアウト2つ、というところで悔しい交代です。
今日もプロ初勝利はお預けと言う結果に。
ちなみに、キヨ様の先ほどのスリーラン、前回打てなかった悔しさがあったらしいですねぇ。
その清原さんからしたら、この降板は本人以上に悔しいものがあったかもしれません。


そして今日も本柳は後続を断って好投…?あぁ、負けそうな気がしてきた。



混沌としてきたその裏。塩崎にヒットを打たれたところで、
ようやく井上ピッチングコーチ、続けてバレンタイン監督が出てきました。
清水直行、1000投球回を達成した試合を勝ち星で飾ることはできず、高木にマウンドを譲ります。




高木の投球練習中の外野陣。左からワトソン、大塚、パスクチ。


で、高木さんはきっちり後続を断ってくれましたと。一安心。
するとその次、6回表。

今江のセンター前ヒット、
ワトソンフォアボールで
無死1塁2塁。

このあと、渡辺正人がバントを試みますが、このとき私達から見ても妙なプレーがありました。
3塁内野席から見ると、その打球が足に当たって蹴飛ばしたように見えたんです。
ファールの判定と出ましたが、この妙な判断を巡って両監督がベンチから出てきました。

審判団に抗議しているのは、中村監督(審判団の奥で白いズボンが見えている人です)。
ベンチではキヨ様が身を乗り出して状況を見つめています。
ちなみに今日の審判は、球審・良川、1塁・丹波、2塁・柿木園、3塁・山村。


一方のバレンタイン監督は、通訳を伴ってはいるけれど、ただ出てきているだけ。
確か渡辺正人を呼び出して、事情を聞いていたように思います。


一通りの中断が終わった後、良川球審がマイクをとりました。
「えー…球審の良川です!只今の渡辺正人選手のプレーについて… えー…説明いたします……」
かなりしどろもどろなのがよかったですねぇ(こら)
ちなみにこの日の深夜、大阪ではABC朝日放送でこの試合の録画放送がありましたが、
この一連の流れがオールカットされてました。あぁ、儚い。


このあと渡辺正人はバントを決め、バッターは途中出場の辻。


かーーーん!!
2点タイムリーでついに
逆転。
このあと本柳降板。



6回裏も難なく高木が三者凡退。
7回表の攻撃前。風船を一応膨らませておいたんですが、
マリーンズの7回攻撃前は、揺らすのは風船ではなくあのタオルであると勉強しました。
(厳密にはビジターではそうなるようです)

マリーンズの球団歌「We Love Marines」が球場内に流れます。
この曲をオルゴール調にした発メロが、マリスタの最寄駅・海浜幕張で採用されています。
一度行ってみたいなぁ…


そしてこの回の攻撃。
ベニーがラッキーなスリーベースヒットで出塁。
パスクチ倒れた後、今江のスクイズでさらに1点勝ち越し。
スクイズってのを生で見た事が無かったので、ベニーが走り出したときはビックリでした。


勝ち越して2点差なわけですから、ここからは盤石のリレーになってくるでしょう。
7回裏は藤田が登板。しっかり三者凡退、しかも全部ショートゴロと言うオマケつきで仕事します。




そして8回表。
大塚・青野の連続ヒット、福浦の犠牲フライでさらに1点加えます。
ベニー倒れた後、バッターはバル・パスクチ。

かきーーーーーーーーん!!


でけぇーーー!!


特大アーチでダメ押しのツーラン。ビックリした…



5点差ですから、後の二人は出ないかもしれません・・・藤田続投か?と思ったら、
バレンタイン監督はしっかり薮田を投入してきました。

やはり難なく三者凡退。





さぁそして9回裏。
マウンドに薮田の姿はなく、井上ピッチングコーチが誰かが来るのを待っていました。
神田か小宮山あたり出てくるのかな…と思ってアナウンスを待ちます。





「マリーンズのピッチャー、薮田に代わりまして…小林雅英
Pitcher,
Masahide Kobayashi! No.30!」
決壊しそうでしない幕張の防波堤コバマサキタ━━(゚∀゚)━━!!(壊)
思わずガッツポーズを作っていました、私。




コバマサといえば、「劇場」と呼ばれる、「ピンチを作るけど結局最後は抑える」投球術が光ります(?)
5点差からの登板ですし、1点くらいは取られるかもしれませんね(笑)
…さぁ、コバマサ劇場をとくとお楽しみあれ。



後藤:三振
相川:サードゴロ
代打グラボースキー:三振


あっさり三者凡退で試合終了。

…つまらん(ぉぃ)。

でも、
それが、コバマサクオリティ。(自己完結)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
千葉ロッテ 0 1 0 2 2 2 1 3 0 11
オリックス 3 0 0 3 0 0 0 0 0 6
中山→【負】本柳→歌藤→ユウキ→阿部→松村
清水
【勝】高木→藤田→薮田→小林

【ホームラン】
ワトソン ツーラン  パスクチ ツーラン
清原スリーラン  相川スリーラン

↑試合終了後、ナインとハイタッチを交わすバレンタイン監督




ヒーローインタビューは、逆転タイムリーの辻捕手でした!
…ってか今日里崎どうしたの…???


はじめてのロッテの応援。
内野席でも、ちゃんと黒ユニ着て、タオル持って応援する人がいます。
ここの応援にメガホンはいりませんからね、私も完璧手ぶらでしたが手ぶら過ぎました(苦笑)

ただ少し腕を振り回しただけで腕が筋肉痛になる私、外野席での応援は無理かもしれません。
もしマリスタに行く機会があれば、今度はちゃんと白ユニを着て、内野席の外野に近いトコでやろうかな、と。


…にしても、内野席の私が座ってたあたりの周辺、女性ファンが意外に多くてビックリしました。
男ファンが多いように思ってたので・・ごめんなさい。

さて、球場を後にして、下のショップで買い物しようかしら…と思っていたら、
地下鉄駅方面に下るエスカレータ近くに見覚えのある姿が…


さっき言ってた店長君とその愉快な仲間達。どうやら小学校時代の仲間みたいで…
(違ってたらごめん)
そして彼に拉致られて…って言うんでしょうか、なんばでその人らと店長君と食事することに。
横で「○○ちゃんの今は…」とか言う話が繰り広げられます。
私にはその○○ちゃんが誰なのかは全くわかりませんが、なんかいいですよね、こういうの。

私の中高6年間は、嫌な人間関係も多く、忘れたい事件もたくさんありました。
ただ小学校時代は、比較的落ち着いてて、それなりに人間関係も良かったように自分では思っています。
最近mixiを始めました。
すると、そういう昔の仲間の情報が入るようになってきて、嬉しいことは嬉しいんですが…
でもやっぱり、ネット上の文字面だけのコミュニケーションよりも、
直接会って、色々と語り合うのが一番いいと私は思うんです。
やっぱり、小学校時代の友人っていうのは、かけがえの無いものじゃないでしょうか。
それを大事にしていきたい。店長君やその仲間達と別れた後、帰りの電車内でそう思ったのでした。


この休みはもう無理ですが、冬休み(春休み?)に、東京へ、昔の友人達に会いに行こうかと思ってます。


とりあえずロッテが誇る鉄壁のリリーフ陣3人衆(藤田・薮田・小林雅)の写真を、
最後に並べて再掲しておきますね。


〜おまけ〜
あるマリサポさんが掲げていた「男なら犯(や)っちまえ」と書かれた幕。
…すいません、別の意味に思えるんですけど(苦笑)
(その「別の意味」が分からない人は、分からない方がいいと思います。たぶん。)
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