moto-toyoda.net TopPage>Professional Baseball Game Report>2006/09/05
豊田元広の野球観戦日記
'06観戦日記第8章「いざゆけ炎の福岡遠征 第一節〜炎上〜」
戦犯とは誰か?詳しくはこの記事内で。

2006年9月5日 福岡Yahoo! JAPANドーム ソフトバンク【先発:新垣】VS日本ハム【先発:橋本】

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地下鉄の唐人町駅を降りて、ヤフードームへ向かう方の階段には、ホークスの選手の写真が貼られていました。確か横浜スタジアムの最寄駅・関内でも、壁にベイの選手達の写真だかイラストだか忘れましたが、貼られていましたよね?
下の写真は、今日予告先発の新垣と、明日先発する事になる和田。

(↑諸事情によりgifで画質が粗くなっています…近くちゃんとした写真に変えたいと思います。
 ちなみにこの写真のみ南谷まさみ氏(以下、店長と呼称します)が撮影しました。)


結構距離長いですねー…川沿いに住宅街を進んでいくと、遠くにドームの屋根が見えました。
あれが私達の目指すヤフードーム。自然とワクワクしてきます。
唐人町からは…歩いて15分といったところでしょうか。結構長いんですよ。
入ったらすぐに君が代演奏、って感じでしたから。



さて新垣・橋本の先発です。成績から考えれば断然ホークス有利でしょう。
しかし裏があります。8月にこの両先発がぶつかった時、新垣が炎上し、橋本が好投しているのです。
このときまでの新垣の成績は12勝2敗。うち1敗がここになります。
なので勝敗予想は私でも立てられません。微妙な感じです。


スタメンはこんな感じ。あれー?新庄がいねーぞ?
日本ハム ソフトバンク
4 森本 8 大村
8 田中賢 6 川ア
3 小笠原 DH 田上
DH セギノール 7 松中
9 稲葉 3 ズレータ
7 マシーアス 9 柴原
2 高橋 5 カブレラ
5 稲田 4 本多
6 金子 2 山崎
橋本 新垣

さぁ試合開始。
1回表。えっと…小笠原にフォアボールです。

さらにセギノールにツーベースを打たれますが稲葉を抑えてこの回0点。


さぁ1回ウラの攻撃。ここ福岡ドーム独特の放送をご存知ですか?
「1回のウラ、ホークスの攻撃は、
 
1番、センターフィールダー、大村直之 背番号、7 
 
兵庫県西宮市出身。

「センター」とか「ショート」とかいう言い方ではなく、英語での正しい言い方でまず守備を言います。
これはオリックス放送でもそうですよね(←まぁこれはホントに英語なんですが)。
それから選手名をフルネームで言います。
そしてトドメに出身地のコール。相撲ですか、と思わず突っ込みたくなるような一面…

ちなみに今日のスタメンの出身地は以下のとおり。
大村 兵庫県西宮市
川ア 鹿児島県姶良町
田上 大阪府大阪市
松中 熊本県八代市
ズレータ パナマ
柴原 福岡県北九州市
カブレラ コロンビア
本多 福岡県大野城市
山崎 兵庫県伊丹市
移籍組を省くと、川ア・松中・柴原・本多・山崎。このうち4人が九州出身です。
マリナーズに移籍した城島が確か長崎県佐世保市出身。これがフランチャイズ意識なのでしょうか?

参考:阪神の場合…(2005優勝メンバーで考察。市町村までは考えません)
赤星 愛知県
鳥谷 東京都
シーツ アメリカ
金本 広島県
今岡 兵庫県
桧山 京都府
矢野 大阪府
藤本or関本 藤本…兵庫県
関本…奈良県
あと濱中が和歌山県、片岡が京都府。思えばこの阪神も地元意識が強いのかもしれない…


話を戻します。大村といえば「踊る大捜査線」のテーマ曲と共に現れます。
大村がFAでソフトバンクに移籍したのが2005年。2004年は近鉄でプレーしていました。
2004年9月5日。ちょうど2年前のあの日、私達にとっての、大阪近鉄最後の試合となったあの日以来。
2年前と同様、今日も勝ちたいですねぇ。というか、勝つ試合を見にきてるんですけどね。

大村は内野安打で出塁。このあと田上のタイムリー、柴原の犠牲フライで一気に3点を先制します。
1回から3点の援護を貰えば、さすがの新垣でも勝てるでしょう。
もし無理でも5回まで持たせてくれれば、あとは三瀬・藤岡・吉武・馬原といますし大丈夫…なはず。
実際、私が軽食を買いに外に出て、モニターで確認すれば2回表は三者凡退。
この調子を維持してくれれば、最低5回はもつはずです。


…そんな甘い考えは通用しませんでした。

3回表。先頭の金子にヒットを打たれ、小笠原のタイムリーとセギノールの犠牲フライで2点返されます。
そのウラ、松中の犠牲フライで1点を取り返すものの…


4回表。
先頭の高橋信二にヒットを打たれ、
稲田がバントを成功させ、
続く金子はデッドボールで出塁。
さらにひちょりがヒットで1死満塁

明らかにストライクが入っていません。
続く田中賢介にも、ストライクを取りに行ったボールを痛打されたかのようにツーベースを打たれ、
なんと同点に追いつかれてしまいます。なおもランナーが2人います。

迎えるバッターは…


「ミスター・フルスイング」、北の大地の侍男・小笠原道大




かきーーーーーーん!!!


高々と上がったその打球、私達のすぐ側、ライトスタンドまで矢のように飛んできました。


「小笠原選手、今シーズン第30号
ホームランでございました」


この回一挙に5点が入り、新垣ここでKO。

三瀬にマウンドを譲ります。
ちなみに三瀬ですが、この後5回表・6回表も好投します。
そして5回表は私がトイレに出ていました。そして三者凡退。
(…ということはだよ。私が席を外せば、うちの投手は好投するということじゃね?)

一方の攻撃側ですが、3回途中で橋本がKOされ、暴走機関車トーマスが出てきていました。
私達の席はライトスタンドに割かし近かったので、側の応援団の様子が良く見えました。
ラウドスピーカーを使って、
「大きな声でー!そ〜れ、ねーばれ、ねーばれ、おーむら!」
これは2年前の7月18日にも見ていたような印象ですが…
…ん?あのときにいた女の人か、あそこでスピーカー握ってるの…違うか?

しかし4回ウラは無得点。5回には1点を加え、暴走機関車トーマスを引き摺り下ろしますが…
先ほどの日ハム攻撃陣のような「ビッグイニング」は出てきません。
代打・大道という起死回生策もでましたが、上手く行きませんでした。


さてここヤフードームでは、5回ウラの攻撃が終了後、グラウンド整備の時間を利用して、
「♪だから僕達みんな 野球場に行こう〜」というあの歌と共に、
「黄色い大きなパチパチハンド」を使ったパフォーマンスタイムとなります。
グラウンド上ではそのパチパチハンドを持ったチアガールさんたちが踊ってるわけですねぃ。


余談ですが、各球団チアガールの使い方にも色々ありますよね。
例えば巨人の「チームジャビッツ21」や、横浜の人などのようにアイドル性の高いものもあれば、
(※フジの斉藤舞子アナが元・チームジャビッツ21[当時の呼称:ファイヤーガール]なんですよね、確か)
単に男達の戦場に花を添える、いわば「ラウンドガール」のような存在だけのものもいますよね。
かと思えば、阪神みたいに全くチアガールを使わない球団もあったりと…
楽天の40代チアガールさん(注:2005年限りで引退)のように、話題を掻っ攫うこともしばしば…
まぁ…あまりハデハデにならないように、グラウンドを彩ってくれたらイインジャネーノ?


6回ウラ。
カブレラがフォアボールで出塁。本多・山崎とアウトになったところで、岡島登場です。

巨人時代は、一時こそ抑えを任されていたものの、特に第一次原政権後半から苦しみだし、
時にはグラウンドに落っこちた酔っ払いに足を引っ張られるという不運な時もありましたが…
ここ日本ハムに来て、その息を吹き返したといえるでしょう。
日本一、さらにはアジア一に大きく貢献したこの左腕、松坂と共にボストン・レッドソックスへ移籍しました。
元同僚・松井との対戦も楽しみといえば、楽しみですな。


しかし問題はこの後に起こりました。
大村がフォアボールで出塁し2死1塁2塁。
この後、川アがセーフティーバントを試みて、焦ったキャッチャー・高橋が送球エラー
この悪送球がフィールドシートに飛び込んでしまい、どの時点でボールデッドと扱うのかで、
ホークス側に何点はいるのか、という問題にもなり、審判団と監督が出てきてごたごたになります。


結果はエンタイトルツーベースの扱いとし、1人生還を認められ、2アウト2・3塁から再開。
チャンステーマも流れますが、田上が三振にきってとられ、さらなる得点ならずorz



7回表。私達のスター・吉武真太郎座長の登場です。



彼の好投を信じ、席を外します。
が、モニターを見ると、どうも上手いこと行っていません。
それどころか稲葉のタイムリーでさらに1点を加えられています。


そして投手交代。
「ホークスのピッチャー、吉武に代わりまして…吉田
 
ピッチャー、吉田修司 背番号、49 
 
愛知県江南市出身。

スタンドからは、どよめきと歓声が共存していたそうです。


しかし吉田も1アウトすら取れずに結局降板してしまいます。
あとを受けたのは、新人の柳瀬。ベテランから若手への、若返り策を反映しているような交代でした。


7回ウラ。ついに新庄が守備につきます。



8回表。篠原がこの回途中からマウンドへ。
2003年には抑えもやった投手ですが…ストライク入んねー
なんかさっきの新垣を見てるような展開で、この回さらに1点を加えられてしまいます。
そのウラは武田久に完全に抑えられてしまいます。





現在時刻、だいたい10時過ぎ。
そして9回表。最初のバッターが、先ほどから守備についていた新庄でした。
その新庄が、ファーストフライに倒れた瞬間…

ぞろぞろと帰りだすファン。
あぁ、儚い…


9回ウラも、結局MICHEALに上位からの3人が三者連続三振で悲しく試合終了。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
北海道日本ハム 0 1 2 0 3 3 3 1 0 9
福岡ソフトバンク 0 1 0 0 1 0 3 0 1 6
【負】新垣→三瀬→吉武→吉田→柳瀬→篠原→竹岡
橋本→【勝】トーマス→押本→岡島→武田
【S】MICHEAL

【ホームラン】
小笠原スリーラン




ヒーローインタビューには小笠原が呼ばれていました。
この小笠原も、今年はもうこのユニフォームを着ることはありません。
トレードマークともいえたヒゲも剃ってしまいました。
侍が紳士に。これまさに明治維新の如し。ザンギリ頭を叩いてみれば、文明開化の音がする、と。

新垣・吉武の背信。吉武には疲れも出ていたとはいえ、
熾烈な1位争いを繰り広げていたホークスにとって、この1敗は非常に痛いものになりました。
実際、当時2位だったホークスと、3位だったファイターズのゲーム差は、0.5に縮まってしまいました。
明日も負けるようなことがあれば、2位・3位が逆転します。
しかし私達はホークスが勝つ試合を見たいのです。連敗で大阪に帰るとか、ありえません。

テレビで見た方も多いと思いますが、ここでは、ホークスが勝つと、勝利を祝う花火が点火され、
さらにその後ルーフオープンという、天井が開くというイベントがあります。
しかし今日の敗戦では…ホークス投手陣が、小笠原の被弾もそうですが、
それ以外にも、外野の頭を越える長打を沢山打たれている印象が残りました。
それまさに、ホークス投手陣が、長打という名の花火大会を演出しているかの如し。

投手陣総炎上で、1日目は見事に散りました。
明日の予告先発は、和田と八木。こうなったら和田に全てを託すしかありません。



さて日本ハムですが、今日活躍した小笠原・岡島が揃って離脱し、新庄も引退しました。
今年は苦戦を強いられること必死と思いますが、森本・稲葉・ダルビッシュらが、昨年同様の、いや、
昨年以上の力を発揮して、上位に食い込んで、昨年のロッテの二の舞にならないことを祈るばかりです。

観戦日記は、明日(9月6日)のソフトバンク−日本ハム戦に続きます。

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