moto-toyoda.net TopPage>Professional Baseball Game Report>2007/05/13
豊田元広の野球観戦日記
'07観戦日記第5章「臙脂(えんじ)と青の魂を」
後ろで凹んでいる二人の背番号に注目

2007年5月13日 京セラドーム大阪 オリックス【先発:セラフィニ】VS東北楽天【先発:青山】

 前回の4/19観戦では、「巨人の5000勝まであと7勝」という段階まで迫りました。球団通算5000勝。70年以上続いている球団だけあって、その勝ち数も堂々たるモノであるといえます。その一方、2005年に新規参入した東北楽天は、苦節3年目にして、2007年5月11日、スカイマークスタジアムでのオリックスバファローズ戦において、球団通算100勝を達成しました。
 私は前々から楽天戦の観戦をしたいと思っていたので、ちょうど春の大阪オリックス戦となるこの日に照準を合わせ、5月13日、今季初のオリックス戦観戦と重ねて京セラドーム大阪へ向かいました。今年3度目となる京セラドーム大阪ですが、最初が阪神戦、次が巨人戦、そして今回のオリックス戦と、毎回イメージの違う試合となっていました。
前日に見た予告先発は、
【楽天】青山−【オリックス】セラフィニ



この瞬間、私は楽天の応援を決心しました。
だって、この日この日も見事な投球を披露してくれた(笑)セラフィニ大先生。
それに楽天もちょっと応援してみたいしね。


ちなみに、この3連戦の残り2戦の結果をここにあげときます。
【5/11】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天 1 1 4 0 0 0 0 0 1 7
オリックス 1 0 3 0 0 1 0 0 0 5
【負】デイビー→高木→岸田→吉田→加藤
林→【勝】山村→渡辺
→小倉→有銘→【S】福盛

【ホームラン】
大西ソロ 後藤スリーラン

【5/12】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
東北楽天 0 2 0 1 1 0 0 0 0 1 5
オリックス 0 0 0 2 0 2 0 0 0 0 4
平野佳→ユウキ→【負】カーター
岩隈→渡辺恒→【勝】松本【S】福盛

【ホームラン】
ウィット ソロ  山ア武ソロ

ラロッカ ソロ

どちらもすさまじい試合展開ですね…
しかし楽天・野村監督側としては非常に神経を使う試合になったと、試合後の「ぼやき」は止まりませんでした。特にこの12日の試合については、岩隈がまたも故障してしまい、延長戦で辛くして勝ったため、「カーターで勝ったようなもんや」、「岩隈はガラスみたいやな」などと様々な不満がこぼれる試合となっていました。
しかしこの連勝の結果、今日5月13日に勝てば、球団通算タイの4連勝がかかる試合となりました。
まさに楽天にとって記録がかかったこのカードになったわけです。


さて球場入り。
折角のまったり一人観戦であること、また前売り券を用意しておらず、自由席入口のすんごい行列を見たため、少々お値段は張っても、指定の前のほうでゆっくり見ようと決意。その結果最前列を確保しましたよん。

そんな最前列からの選手の顔を2枚。左は礒部、右は牧田。

どちらにとっても、ここはかつてのメインホームグラウンド。
礒部は涙の選手会長として合併反対に動いたのがもう3年前。懐かしいですね…。

でもよくよく考えると、この私が座ったエリア、確か去年は自由席だったはずなんですが…オリックス、ボッタクリックス。
でもホントに最前列で、牧田とかの話し声がフツーに聞こえたんです。
これは個人的にもいい場所を押さえたと自画自賛(ぉぃ 。


さぁスタメン発表。
東北楽天 オリックス
6 渡辺 8 大西
4 高須 7 由田
9 礒部 5 ラロッカ
DH 山ア DH ローズ
5 リック 3 北川
3 ウィット 9 相川
7 牧田 4 後藤
2 藤井 6 大引
8 森谷 2 的山
青山 セラフィニ


さて楽天のセンターといえば、昔関川・今鉄平とお考えの方も多いと思います。
実際私もセンターと言えば鉄平だと思ってましたが、今日は出場すらしませんでした。
なんでも不振に陥っていたため、代わりに森谷を起用する事になりました。
森谷は鉄平に比べると打率は劣りますが、足の速さがあります。さぁこれが試合にどう影響するんでしょう!?


ところでスタメン発表の時に出てくる画面が、去年と違ってゲーム中の選手紹介画面と変わってるんですよ!
左がスタメン発表時の画面で、右が試合開始後に使われる選手紹介画面。
(※今後の試合展開がわかってしまうのでスコア表示を消しています。) ちょっとしたプチネタですね。




試合前のウォーミングアップから、今度はオリ側を2枚。


ルーキーショート、大引啓次。トレードで巨人に行ってしまった谷の背番号10を引き継いでいます。



一番左にいるのが、その谷とのトレードでやってきた長田(#58)!
鴨志田とともに、今後のオリックスを担う存在になってくださいよ……。

試合開始。
「1回の表、ゴールデンイーグルスの攻撃は、
1番、
Shortstop, Naoto Watanabe! No.2!」


早速レフト前ヒットで出塁!
続く高須はしっかりバントを決め、
礒部のレフトフライでタッチアップ3塁。
山アはフォアボール、
そしてリックのセンター前ヒットで直人生還。

ランナーが2人いる状態で、バッターは…

「7番、First Baseman, Kevin Witt! No.42!」


2005年に横浜でプレー。最初は4番候補に挙げられていたものの、開幕前に故障し、
佐伯に四番を譲り、ここに四 番 佐 伯が生まれます(笑)
2006年はアメリカに帰り、デビルレイズ傘下AAAでプレーし、本塁打王をとったそうです。


そして長距離砲の期待を持たされながら東北楽天に入団。
しかしこの時点までの記録はHR5本、打率.178
決して期待通りの活躍ができているとはいえませんでした。
私も「ま、後ろにつなげたらいいんじゃないかな…」と思っていたその矢先。




かきーーーーーーーーん!!


え?ウソ?大西が追っかけて…あれ…伸びてって…

えーーーーーーーーーっ!?!?!?!?
バックスクリーンに…



「ウィット選手、今シーズン第6号のホームランでございました!」




シンジラレナーイ!!!
スリーランで一遍に4-0。

と同時に、
さすがはセラフィニ大先生、と感じた一瞬…(笑)



さてその裏。
いくら味方が4点取ったとはいえ、前に5-0から大逆転負けを喫した私には安心できません。
特に今回の先発は青山。欲を言うと田中を見たかったんですが贅沢はいけません。
青山も決して芳しい成績を残しているとはいえません(ここまで2勝5敗)。

2アウトながらラロッカにツーベースを打たれ、バッターはこの男。
「4番、DH, Tuffy Rhodes! No.8!」

約5年ぶりにバファローズの血を引く球団に帰ってきた、タフィー・ローズ。
応援歌も、近鉄時代のあの曲ですが、微妙に歌詞が変更されています。

かつては
「今進め男タフィ このときに全てをかけて・・・」でしたが

今は
「また進め男タフィ このときに全てをかけて・・・」と、復活を意識した歌詞に変更されました。
でもその曲を久しぶりに聴いて、ナツカシさが蘇りましたな…


ちなみにローズはセカンドゴロでピンチ回避。
このときベンチ前にはセラフィニがいました。続投です!!


2回・3回は両者無得点。
しかし2回裏・3回裏とも、あわやヒットという打球を、森谷が俊足を生かして好捕するというナイスプレーが。
森谷の起用があたりましたな。



4回表。
こういうときは先頭のウィットショートフライ(笑)。
次の牧田がピッチャー強襲のヒット。
続く藤井がしっかりバントを決め、
森谷はピッチャーへの内野安打。俊足がここでも生きましたよ。


ここでランナー1塁・3塁。
打席には先ほど先制の口火を切った渡辺直人。ここまでの打率が.417と絶好調すぎます。


しかしマウンド上のセラフィニは、1塁ランナーの森谷を意識しすぎるあまり牽制球を投げまくります。



そしてその牽制が一瞬成功したかに思えました。森谷が帰塁に失敗、狭殺状態に。
しかし森谷はなんとかその狭殺を逃れ、1塁に戻ります。
しかもその後的山がボールをこぼして2塁に行くというオマケつき。完全に守備も乱れました。


そして渡辺はしっかりライト前にタイムリーで2人とも生還。さらに自身も2塁へ。
続く高須もヒットで一気に渡辺も生還します。この時点で7-0。



続く礒部にヒットを打たれたところで…
「バファローズのピッチャー、セラフィニに代わりまして…岸田
Pitcher,
Mamoru Kishida! No.14!」

とうとうセラフィニ大先生降板。



被安打10(うちHR1)、与四死球1、失点7という結果。
噂によるとこの降板後、ベンチ裏で暴れて右手を骨折し、登録抹消されたそうです。

【後日談】

7月14日、オリックスはセラフィニの契約解除を決定しました。

2005年に2ケタ勝利を達成し、日本一・さらにアジア一に大きく貢献した左腕。
オリックスに入団が決定した時、私は「十分計算できる先発が一枚入った」と大きな期待を寄せました。
しかし2006年は1勝も出来ないまま終了。今年は2勝こそしたものの、あとの結果は惨憺たるもの。
まさかここまで凋落してしまうとは。助っ人左腕の、哀れな末路となってしまいました…



このあと、お互い無得点のまま試合がどんどん進みます。
7回裏攻撃前、SKYダンスタイムのジェット風船飛ばし。大阪近鉄時代から見覚えのある似顔絵応援です。



そんな7回裏。
野村監督が出てきて、選手交代を告げます。


ここでちょっと暇なのでお遊び。

【問】上の写真を見比べて、おかしなところを述べなさい。

ヒント:↓の写真を参考にせよ。


そう、答えは塩川と草野の打順の違い。
本当は2番サード草野、5番セカンド塩川なのですが選手名が入れ替わってました。

さらに場内放送も、

「5回の裏、バファローズの攻撃は、
3番、5番、First Baseman,
Hirotoshi Kitagawa!



オマケにライトスタンドの応援も、7点差をつけられた4回から、
応援歌がほぼ全て汎用モノ(※元Bu・元BW・合併以降入団の3パターン)にされだし、
スタンドの声援も「何とかしてくれ、的山! 何とかしてくれ、的山!」といった感じ。

ファンも呆れ、スタッフ側も呆れてしまった、そんな試合展開になってしまったのでしょうか。
私は楽天側についていたからいいものの、これをもしオリックス側から見ていたらたまったものじゃなかったでしょう。私にしては珍しく、途中で観戦・応援を放棄して帰ってしまったかもしれません。




9回表。
ソフトバンクから移籍した吉田修司が登板します。

結果は三者凡退で、今日ここまで毎回出塁していた渡辺直人も三振でした。
ここオリックスが、いぶし銀左腕の新天地となっているのでしょうか?
今後の活躍に期待したいと思います。。。


一方の楽天は、青山が一人でマウンドを守りきり三塁を踏ませぬ完封勝利
私にとっても、今期観戦初勝利を飾る事になりました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東北楽天 4 0 0 3 0 0 0 0 0 7
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
【負】セラフィニ→岸田→金子→吉田
【勝】青山

【ホームラン】
ウィット スリーラン



ヒーローインタビューは、もちろんこの人、プロ初完投が初完封の青山投手。
この日は野村監督にも「観客席で見ている感じやったね」とべた褒めされていたのですが、
最近は「青山の先発、考えんとあかんなぁ」と、先発失格の烙印を押され中継ぎ降格…
どうしちゃったんでしょう?


さて楽天とオリックス。
2004年の球界再編に伴い、分配ドラフト等でBu・BWの選手はごちゃごちゃになってしまいました。
あれから3年。今日出場した選手を、かつての所属球団で考察してみましょう。
選手の色分けは下の通りです。
元近鉄 元オリックス それ以外or
分離以降入団
外国人選手

東北楽天 オリックス

渡辺直 大西
高須 由田
礒部 ラロッカ
山ア武 ローズ
リック 北川
ウィット 相川
牧田 後藤
藤井 大引
森谷 的山
青山 セラフィニ
塩川 岸田
草野 金子
鷹野 塩崎

楽天は元BWが山アしかおらず、元近鉄・分離以降のが目立ちますね。
一方のオリックスは均等に配分されている感じがします。

これを考えると、楽天は発足初年、即戦力(ベテラン)重視だったのから若い力がドンドン芽生えてきており、
一方のオリックスは「いいトコ取り」しているはずなのに芳しく無い成績であると見ることが出来ます。
果たしてこの2球団は、この先どのようにすすんでいくのでしょうか・・・


オマケ写真  左:渡辺直人。もう覚えましたよ(笑)  右:憲史。今日は出場しませんでしたが…。。

〜おまけ話〜
試合前、グリンドムモール内のマクドで昼食を買おうとしました。
会計を済ませ、商品が出てくるのを待っていたその時。隣からオッサンの声。


「こんにちはっ!」


そこにいたのはなんとドナルド。(※アヒルではなくピエロのほう)

試合後の「マクドナルド・フィールドランニング」に絡んでの登場だったのですが、
明らかにバイトのおねーちゃん達は目が点になっていました。

しかもドナルドが喋ってるってのが恐ろしく不気味でした。
ドナルドは喋らない存在だと思っていたのですが…
気になる方は「ドナルドマジック」で検索してみてください。
恐ろしいことをつづったブログを見つけることができます(笑)。お前ら表出ろ(違
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