moto-toyoda.net TopPage>Professional Baseball Game Report>2007/09/19[1st. Game]
豊田元広の野球観戦日記
'07観戦日記第7章「海風を味方に、なせばなる」
えっと今年、私は何球団応援しましたっけ?

2007年9月17日 横浜スタジアム 横浜【先発:三浦】VS広島【先発:長谷川】

この日の横浜戦は・・・早い話が春のリベンジという事になりました。
そのため春に横浜で開幕戦を見て惜敗した、あの時いた私と南谷氏の2人でこの横浜の試合を見た後、大急ぎで神宮球場へ向かい、ヤクルト中日戦を見る、という、今思えば無謀なプランを計画したのでした。

そのため神宮は確実に席を押さえるべく指定席、横浜は球場入りの時間を調整すれば大丈夫ということで外野自由席を取ったのですが…それが全ての始まりでした

新幹線でやってくる南谷氏のことを考え、関内駅で合流する事になったのですが、数日前から既に東京入りしている私は、この日の大移動もあって大きな荷物を持ったままウロウロし、ここ関内駅で大きなロッカーに荷物を入れる事になりました(最初から渋谷あたりのロッカーに入れておいても良かったのかもしれませんけどね…)。

しかしここ関内はロッカーが埋まっていて、どうしようかと考えた挙句、日本大通りへ移動して、そこでも大きなロッカーがない・・・ということで、苦肉の策に出ます。「大きな荷物(キャスターバッグ)の中身を抜いて、小さなカバンとともに小さなコインロッカーに詰め込み、観戦に必要な道具だけキャスターバッグの中に詰め、それを手荷物のように扱って球場入り」という、苦肉の策もいいところ。

連休中のデーゲームとはいえ、どーせBクラス同士だし観客も少ないだろう・・・
・・・と思っていたのは大きな間違いでした。

内外野共に沢山の観客がスタンドを埋め尽くし、我々の向かう外野自由席も見たところ席は完全に埋まってます。2人で陣取る座席、となると全くなく、仕方ないので・・・なんと立ち見になります。ここハマスタは外野スタンドの上に通路があるんですけどね、この通路で立ち見、ということは往々にしてあるようです。

9月も半ばとはいえ2007年の夏です。残暑厳しくかなり暑いです。その上立ち見となったらどうしたものか・・・と思いましたが、意外と関東の夏は湿り気が少なく(逆に関西の方は恐ろしいじめじめした感じなんですけどね…)、この日は風も吹いて結構すごしやすかったですねぇ。
こう思うと、大きな荷物もあったし、立ち見の方が都合よかったのかな、なんて。

球場到着とほぼ同時に、スタメンも発表されましたよ。
広島 横浜
4 東出 4 仁志
8 アレックス 6 野中
3 栗原 8 金城
5 新井 5 村田
7 前田 9 佐伯
6 3 吉村
9 森笠 7 鈴木
2 石原 2 相川
1 長谷川 1 三浦




奇しくも横浜の先発はあの日と同じく三浦大輔。
対する広島の先発はあの日と同じく長谷川。
どちらも私達が見に行った巨人戦で負け投手となった二人です。何たる偶然。



さて私達の陣取った外野スタンドはというと・・・
熱心なファンの多い横浜とあって、それこそ大洋時代からのファン、という人も多数見受けられました。
中にはなんとロッテファンよろしくゲーフラまで用意するファンまで。
またそのゲーフラが、鎌倉大仏のように鎮座する大矢監督を描き、「仏の顔で鬼の采配を」という、遠くから見ても結構目立ちそうなゲーフラでして・・・私達はそのすぐ後ろの通路に立ってたので、下手したらCS放送とかで映ってるかもしれません(汗)

ここ来る前に関内駅前のセルテ内にあったベイスターズショップでホッシーパンチ(ホッシーの形をした、空気を入れて膨らませて、手にはめてバンバン叩く応援グッズ。中に鈴が入っているので結構いい音がします。「ササキ様に願いを」シリーズでも何度か登場したことがありました)を買ったのが大正解でした。
周りは法被やレプリカユニとかそーいうのを着てる人が殆どで、何も持ってない感じだった私達でしたが、唯一ホッシーパンチがあったことで、周りに溶け込む「ふり」はできたはずです(苦笑)


対するカープ側の外野スタンドも・・・スゴイ熱気です。
ここまでスタンドを真っ赤に埋め尽くすなんて今までみてきたカープ戦ではあり得ませんでしたもの。
地元広島市民球場とかだったらもっとスゴイ事になっていたかもしれませんね。



さて試合はというと。
仮にもハマのエースとして君臨する三浦と、先週も阪神相手に好投した長谷川とあってか、序盤は投手戦になります。このときは守備も目立ったエラーもなく、むしろ東出がいい位置に構えていて、好プレーを見せるなど、お互いチャンスというチャンスも出てきません。

それでも周りの雰囲気に呑まれた4割、春のリベンジをしたく横浜の応援したい6割でノリノリで応援する私がいました(笑) ってか横浜の選手達の殆どの応援歌覚えてる私って一体なんなんですか。


暇なので選手達の写真をどうぞ。



2000本安打達成記念・前田智徳。袖口の「C」マークがキャプテンである誇りといえるでしょう。
前回は完全に抑え込まれましたが、今回は4打数1安打でしたね。


私達に一番近く・ライトを守っていた佐伯。今年は好調でしたね(笑)


三浦対新井の図。


その新井を拡大。
ボールがこんな風に見える写真を撮ったのも自分でも珍しい感じです(←自画自賛?)
この新井も今年から阪神の一員。果たしてどうなることやら。




試合が動いたのは7回裏でした。

先頭の佐伯がツーベースで出塁、
続く吉村の打球をなんと新井がエラーでノーアウト2塁3塁。
そして続く鈴木尚の打席で…


ぽろっ。


なんと大暴投でキャッチャーが後ろにそらしてしまいます。
3塁ランナー・佐伯どころか2塁ランナー・吉村の生還も許すという。
一部ではこーいうのを、通称「ツーランARAKAKI」と呼ぶそうですね。

さらにこの後ピッチャー・三浦のタイムリーでこの尚典が生還するという。
なんという試合展開ですかこれ。


かきーーーーーーーん!!

仕上げに、トップに帰って仁志がツーラン
さらにこの後金城にもホームランが飛び出し一挙に6-0に。

終盤にこの大量得点。長谷川も降板したし、今日の三浦からしたら大丈夫かな、と思った矢先、
今度は三浦が崩れます。

東出がツーベースで出塁、
さらに続くアレックスの打席で…

まずショート野中の悪送球に加え、その送球をファースト吉村がこぼして後ろにそらすという二重エラー。
これで1点を失います。
さらにこの後、新井のライト前ヒットの処理にライト下窪が手こずる間にさらに1点が入るという結果に。
先ほどのエラー・暴投を裏返しにするように、カープにもヒットとエラーが重なって得点が入りましたよ…


9回表。
前の回に三浦に代打が出たので、この回は投手交代。


出てきたのは加藤先生です。
昨年「クアトロK」の一角として活躍しましたが、大矢監督の方針で先発転向し、序盤には先発で投げていましたがこれが大失敗、中継ぎ再転向。川村も同じように先発に回されましたが、同じく打ち込まれ中継ぎ再転向というハメに。
大矢監督といえば、10年前にも、進藤【遊】、石井琢【三】、ロバート・ローズ【二】のコンバート(進藤がセカンド、石井琢がショート、ローズがサード)を図るものの大失敗(琢朗ショートだけは残りましたが、進藤は三塁に定着、ローズはセカンドのほうが明らかに守備がよかったといいます)、さらに時の中継ぎエース・盛田を先発に回そうとして結局失敗するなどコンバートの失敗が批判されたことがありましたが、結局同じ過ちを繰り返してしまう事になりました。


この加藤も、中継ぎ再転向後に8勝するなど、やはり盛田と同じく中継ぎ向きの投手のようです。

ところがこの加藤がピリッとしません。
先頭の梵にはいきなりホームランを打たれ
森笠こそ三振するものの続く石原がライト前ヒット
さらに代打尾形佳(←この名前久々に聞いたよな・・・)がツーベースを放ち1死2塁3塁。
打順がトップに帰り、ホームランを打たれたら一気に同点になってしまいます。


仕方なくここで加藤を諦め、

抑えといえばこの男、マーク・クルーンに全てを託す事になりました。


ヒヤヒヤしましたが結局二者連続三振で試合終了。
春のリベンジは成功しました。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広島 0 0 0 0 0 0 0 2 1 3
横浜 0 0 0 0 0 0 6 0 X 6
【勝】三浦→加藤→【S】クルーン
【負】長谷川→青木
→森

【ホームラン】仁志ツーラン、金城ソロ 梵ソロ


この抑え・クルーンは2008年、巨人でプレーする事になりました。
2007年はなんやかんやで、優勝した1998年の佐々木に並ぶ31セーブということでしたが、あのときの清原のように、絶対その剛速球が打てないというわけではなく、阪神・岡田監督のように「上原じゃなくクルーンがストッパーになったら幾分か楽になるかもな」などと評するのも出てきているようです(←もっとも、岡田彰布の言うことを信用してはいけないんですが)。



最近は結構多くの球団がやるようになりましたね、一塁線上でファンに一例。


ヒーローインタビューは、8回2失点投球の三浦大輔。
・・・でしたが、ヒーローインタビューの段取りが悪すぎです(苦笑)
確か普段ベンチリポートをネット上に載せる人が担当だった気がしますが。




サインボールの投げ入れですよー。
見事前回のリベンジ達成で、今回の東京遠征も弾みがつく1勝目になりました。



ところで私はこの観戦を行う前に、偶然宿泊していたホテルの近くにあった川崎球場を訪れたと旅日記で記しました訪れました(旅日記にもこの話はする予定です[←それ以前に旅日記がいつできるのかと…])
川崎球場といえばその昔、大洋ホエールズやロッテオリオンズが本拠地としていた球場です。
しかしかつての球場の面影はそこにはなく、立ち入ることもできませんでした。

実はこれ、昨年南谷氏が旧平和台球場跡を訪れ、その晩和田の完封勝利があった、というジンクスに引っ掛けたところもありました。今回観戦を予定する横浜とロッテの勝利をそこ川崎球場に願いました。
まず1試合目は見事叶いました。さて続くロッテ戦も勝ちたいものですね!(笑)


勝利の余韻収まらぬ間に、この後引き続きここ横浜スタジアムで行われる、
イースタンリーグ公式戦・湘南-楽天戦の準備のため、選手達がぞろぞろとグランド入りしてきます。

ホントはね、ずっとここでこの試合を見るのも面白いとは思うんですが…
私達には次の舞台があるためここでお別れです。

その前に、湘南シーレックスの選手達の写真を少し。
未来のベイスターズを担うべき若手達が練習していますよー。

ん?この北川(写真右側)と練習してるこの選手の背番号って…


古木あーっと!!!

この時期2軍に落とされていた男、古木克明。
ライトスタンドに集まっていたほかのベイファンもこの古木の存在には気づいたらしく、
「お前の居場所はそこ(2軍)じゃないだろー!」とか声援が飛びだし、
いつしかその声援は一つに固まり、「がんばれ、がんばれ、古木!」コールに変わりました。

そして最後には、
♪みなぎるパワー大砲だ 飛ばせ克明 虹のような弾道で オーバーフェンス〜
と、古木の応援歌がここでかかります。出口へと向かっていた私達もその人たちと一緒に古木コールですよ。


この古木も、大西宏明とのトレードでオリックスに移籍しました。
新天地での両者の活躍を祈りたいと思いますが…、移籍志願といわれていた古木はまぁいいにしても、
オリックスは何故大西放出というカードを切ったのでしょうか…
去年なんか特に、中村ノリや谷、さらに早川を放出して、新球団に移った彼らは大活躍しました。
逆にトレードで獲得した長田・鴨志田・辻はお世辞にも活躍したとは言いがたい状態でした。
今後この3人がファンにしっかり名前覚えてもらえるくらい成長していくのかもしれませんが…
今年もまた大西に加え、平野恵一や阿部健太を放出しました。もしこれらのメンバーがまたも新球団で大活躍、ってことになったら、いよいよフロントを疑わなくてはならなくなることは間違いありません。


話がオリックスに逸れましたが、一方の横浜も、大西のトレード入団のほか、元巨人の小関、元ソフトバンクの斉藤秀光、元広島の小山田、さらに入来祐作など新たな移籍組が仲間入りしました。2007年の横浜は、工藤・仁志・寺原の移籍組の活躍が、チームを4位に押し上げる一因となりました。
今年も、移籍組が活躍すれば、チーム全体にいい刺激となり、夢のAクラスの可能性も見えてくるでしょう。
若手も徐々にではありますが芽が出つつあるチームだけに、今後が楽しみなチームになりそうです。


夕暮れ迫る横浜スタジアムを後にして、足早に次の舞台へ向かいましょう。
乗換えは1回。東横線&銀座線の出番ですよ!


さぁ、次の舞台は、この人(↑)を解雇したあと、
新たに監督がその実力を認めた…はずの外国人選手を呼び寄せた、あの球団です。
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